屋台風に楽しむ韓国料理
サムギョプサルをはじめ、本格的な韓国フードが味わえる「ポチャ」。韓国語で「屋台」を意味する通り、気取らない雰囲気でわいわい食べるのがまた楽し!
2019.08.08
サムギョプサルをはじめ、本格的な韓国フードが味わえる「ポチャ」。韓国語で「屋台」を意味する通り、気取らない雰囲気でわいわい食べるのがまた楽し!
「屋台」を意味する「ポチャ」の気軽な空間
在日10年になる店長の金京禄さん
サムギョプサルをはじめ、韓国の家庭料理を気軽に楽しんでいただける店です。
先日、初めて新大久保のコリアンタウンに行き、韓国料理の魅力に触れました。海老名でも本格的に味わえるなんて嬉しいです!
うちでは調味料もオリジナルで作っているので今日は堪能してくださいね。
なんといってもまずはサムギョプサルです。これは焼肉なのですが、日本では牛肉がメインですよね。韓国では豚をよく食べます。サムギョプサルは豚の三枚肉だけを焼きます。
焼肉のプレートが面白いですねえ。
肉の余計な脂が落ちる仕組みです。また、縁の溝部分では卵やチーズが焼けるようになっているので、肉が焼ける前におつまみとして卵焼きをすくって食べてみてくださいね。
三枚肉を焼くときに必ずキムチを添える
肉は店員さんが焼いてくれるんですね!
はい。一枚肉をそのまま焼いて、カットします。混んでいるときもスタッフがきちんとやりますよ。
肉の香ばしい香りが食欲をそそります!キムチも一緒に焼くんですね。
そうですね。肉と合わせて食べてください。韓国ではキムチは家庭によって味が違います。私の実家でも昔は親戚が集まって年のはじめに1年分のキムチをつけていました。500個くらいの白菜です(笑)。
1年分とはすごいですね! あ、卵焼きもいい感じになってきました。こそぎながら卵焼きを食べるのは不思議な感じです。だしで整えたような優しい味ですね。
塩と韓国の調味料とで味付けしています。
縁の卵焼きは食前や合間のおつまみとして食べる
肉には味はついていません。サンチュに肉、キムチ、ネギなどを重ねて巻いて、サムジャンという特製味噌とごま油をつけて食べます。
特製味噌(サムジャン)とごま油が風味と味わいを引き立てる
野菜に巻くからバランスもいいですよね。一口で一気にいっちゃいましょう!(笑)。脂が多い三枚肉なのに、さっぱりして食べやすいですね。
プレートが余分な脂が落ちるようになっているので、その分ヘルシーです。
これなら何枚でも食べられて胸焼けしないと思います。このオリジナル味噌の甘辛加減もちょうどいいですね。辛さが苦手な人でもいけます。
チーズを絡めて食べるのも美味!
「ポチャ」とは「屋台」の意味があるのですが、屋台でわいわい気軽に食べてもらえるような韓国家庭料理を他にも用意しています。日本のお餅と食感が似ているトックを使った「チーズトッポキ」も人気です。
色からするとトマトケチャップ味に見えますが、食べてみると違いますね。なんだろう。辛いとか甘いとかそういう味でなく、なんとも言えないコクのあるおいしさです。
ケチャップは使ってないですよ(笑)。韓国の味付けです。
続いて、春雨と野菜を炒めたチャプチェと海鮮チヂミもどうぞ。
この糸こんにゃくのような少し太めの春雨の食感がいいですよね。ごま油が効いています。チヂミは外側がかりっとしているのに中はもちもちですね。おやつ感覚でも食べられるし、お酒のつまみでもいけます。
白濁した色がきれい
韓国といえば、マッコリです。お米を原料にした酒で、これは加熱処理をしていない生マッコリ。発酵が続いているのでシュワシュワ感が強いです。
確かに、発泡感がありますね。甘みの中に酸味があります。飲みやすくて、女性ウケしそうですね。そして、やかんとカップというスタイルが面白い!
昔は畑仕事をしている人たちが、やかんにマッコリを入れて農作業の合間にご飯と一緒に飲んでいたんですよ。
この屋台風な気軽さがいいので、やはり仕事帰りに仲間と来たいですね。肉は焼いてもらえるから、いわゆる焼肉屋に行ったときの焼き奉行的な慌ただしさがないし、ちょっとずつ韓国の家庭料理を味わえるのも楽しいです。
ランチもやっているので女性男性、年齢もいろいろな層の人がいらしてくださいます。韓国ならではの食材や味付けで家庭料理を提供していますので、気軽に味わっていただけたら嬉しいです。
韓国料理というと辛い印象がありましたが、そんなこともなく、甘辛バランスがいいので食べやすいです。この空間でサムギョプサルを食べながら、いろいろ小皿料理をオーダーすると、韓国旅行した気分になりますね。店主の金さんに韓国の文化を聞くとまた味わい深く楽しめますよ。
横沢敦
株式会社タウンニュース社 海老名編集室編集長
「地域密着の仕事をしたい」。想いを抱えて2010年に不動産営業から転職し、地域新聞を発行する株式会社タウンニュース社に入社。2017年からは海老名版の編集長となり、イベントから歴史、政治など、海老名に特化しながらも幅広いジャンルの情報を読者に届けている。好きな言葉は「何でも楽しむ」。
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